2021年度石垣島環境保護ボランティア

11/6~8に6回目となる石垣島環境保護ボランティアを、11名の参加で実施しました。
直前まで新型コロナウイルスの感染状況を心配しながら準備を重ね、
なんとか実施にこぎつけました。

羽田空港から石垣島へ、3時間余りの飛行機の旅。
ホテルについてアンパルの自然を守る会の谷崎樹生氏から、
石垣島の自然についてお話を聞きました。
工場・家庭からの排水や護岸工事等によってマングローブ植物が育つ場所が縮小していること、
自然の防波堤としての役割を果たしているマングローブの重要性などについて
講演をいただきました。

2日目は、史跡や展望台等を訪ねて島内の地形や歴史について谷崎先生から説明を受けた後、
崎枝南干潟にてヤエヤマヒルギの苗を植樹しました。
 

そして今回は以前から「やってみたら?」と意見が出ていた海岸の清掃活動を実施しました。
短時間の作業でしたが、参加者も驚く量のゴミが集まりました。
ゴミはポイ捨て以外にも台風などの波で漂着するものもあるようで、
気候変動で大型台風が増えるとこういったゴミも問題になるのだなと感じました。

午後は名蔵アンパルのマングローブ湿地をトレッキング。
運の悪い人が泥にはまって四苦八苦するのが恒例となっていますが、
参加者の皆さんにはそれも楽しんでいただけたようでした。

3日目は出発までの短い自由時間を、皆さんそれぞれに過ごしていました。
沖縄県内の他の島では海底火山噴火による軽石の漂着があったりと、
コロナ禍以外にも心配の種がたくさんあった今年のボランティアでしたが、
なんとか全員無事に群馬に帰ってくることができました。
 
 
 

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